デンマーク国鉄SE型電車は、デンマーク国鉄 (DSB)の電車。

概要

デンマーク国鉄(DSB)の第4世代S-tog列車として、2000年以降に開発が始まり、2004年にすべての編成が落成。この形式はSA型の派生形式である。

開発・製造は世界を代表する鉄道車両メーカーである、Alstom TransportとSiemensによって 行われた。

車両構造

地域旅客輸送用として製造され、1編成4両の連接構造を採用。本形式における連接構造は5基の1軸空気ばね台車と4両の車体で構成されており、3つの車体はStadler GTWと同様、はりで隣の車体に乗せられている。

本形式同士では最大で3編成を連結して運用することができ、SA型との連結も可能。

車内の座席配置は、3人掛けのクロスシートが通路を挟んで対になったものであり、 座席は青いモケット生地張りとなっている。

また、車内にはwifi接続による無線インターネットが装備されており、デンマーク国鉄およびTDCネットワークのWebサイトへの接続が無料となっているほか、それら以外のWebサイトも無料で2分間の利用が可能となっている。

車番

編成は次のように構成されている。

  • 41xx-43xx-45xx-47xx

  • SE 4101 - 4131 : 運転台のある動力車
  • SF 4301 - 4331 : パンタグラフ付きの動力車
  • SG 4501 - 4531 : 付随車
  • SH 4701 - 4731 : 運転台のある動力車

運用

基本的にコペンハーゲンS-togの「リングバアーン」(Hellerup – Ny Ellebjerg線 : F線)において運用されている。

参考文献

  • Spoorwegen; diverse jaargangen. Gerrit Nieuwenhuis, Richard Latten. Uitgeverij de Alk BV, Alkmaar.

脚注

外部リンク

“4. generation af S-tog” (デンマーク語). Bybane.net. 2016年1月31日閲覧。


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