ギリアン・フリン(Gillian Flynn、1971年2月24日- )は、アメリカ合衆国の小説家、脚本家。
概要
2006年に『KIZU―傷―』でデビューして以来、4冊の著書を刊行。『ゴーン・ガール』映画化の際は自ら脚本を担当した。数々の賞を受賞するなど高い評価を受けている。
ミズーリ州カンザスシティで育ち、イリノイ州シカゴに住んでいる。カンザス大学を卒業し、ノースウェスタン大学でジャーナリズムの修士号を取得した。雑誌『エンターテインメント・ウィークリー』でテレビ評論をしていた。
作家デビュー作『KIZU―傷―』は、家庭崩壊や暴力、自傷行為などがテーマとなっている。2018年にHBOで『シャープ・オブジェクツ』としてドラマ化され、フリンも製作・脚本として参加。第2作『冥闇』は、かつて母と姉を殺された女性が過去の犯罪の真相を探る物語で、2015年に『ダーク・プレイス』として映画化された。 第3作『ゴーン・ガール』は、妻が失踪し殺人の疑いをかけられた夫の物語で、2014年に映画化された際は自ら脚本を手がている。本作が高い評価を得た後は、主な活動を映画やドラマの脚本執筆に移している。2020年には『ユートピア‐~悪のウィルス~』で脚本とプロデュースを担当。
作品リスト
映像作品
映画
- ゴーン・ガール Gone Girl(2014年)- 原作・脚本
- ダーク・プレイス Dark Places(2015年)- 原作
- ロスト・マネー 偽りの報酬 Widows(2018年)- 脚本
ドラマ
- シャープ・オブジェクツ Sharp Objects(2018年)- 原作・脚本・製作総指揮
- ユートピア ~悪のウイルス~ Utopia(2020年)- クリエーター・脚本・製作総指揮
受賞・ノミネート、ランキング
脚注・出典
外部リンク
- Official Gillian Flynn Website(英語)
- ギリアン・フリン - IMDb(英語)




