タマゴケ (Bartramia pomiformis) は、タマゴケ目タマゴケ科に属するコケ植物。タマゴケ属の種の中でもっとも広範に分布する種である。

分布

日本を含む東アジア、シベリア、ヨーロッパ、北アメリカなどに分布する。

特徴

山地の土上や岩上に群落を形成する。茎は高さ4-8cm、赤褐色の仮根を密につける。葉は披針形であるが乾くと縮み、長さは4-6mm。朔はほぼ球形で、長さ約1.5-2.5cmの朔柄の先につく。朔の大きさは約2mm。

染色体数はn=8。

近似種

同属のコウライタマゴケ B. ithyphylla に似るが、コウライタマゴケのほうがやや大型で、乾いても葉が縮れないなどの違いがあるため区別できる。

脚注

参考文献

  • Ian D.M. Atherton, Sam D. S. Bosanquet, Mark Llawley (2010) Mosses and Liverworts of Britain and Ireland: A Field Guide. British Bryological Society ISBN 978-0-95613101-0

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タマゴケ Bartramia pomiformis タマゴケ科 Bartramiaceae タマゴケ属 三河の植物観察

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